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クリエイティブコンテンツ専用の翻訳エンジン「Grimoire」クローズドαのユーザ募集を開始

2026年08月27日
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株式会社ErudAite
ゲーム台本・アニメ字幕・マンガの多言語展開に特化。セリフからUI、アイテム名まで、作品全体の翻訳方針を一貫させる監督型ローカライズ基盤を提供

株式会社ErudAite(本社:東京都中央区銀座、代表取締役:飯田蔵土、以下「当社」)は、ゲーム・アニメ字幕などクリエイティブコンテンツに特化した監督型ローカライズ基盤「Grimoire(グリモワール)」の無償クローズドα版のユーザ募集を本日より開始いたしました。



α版は10社程度へ無償提供し、UI/UXに関するフィードバックのご提供をお願いする予定です。詳細は、本リリース末尾のお問い合わせ先までご連絡ください。

製品の発表は、東京ゲームショウ2026(TGS2026)のブースおよびステージ登壇(9月18日14時〜)にて行います。プロダクト公式サイト:https://about.erudaite.ai/grimoire

クリエイティブコンテンツの翻訳は、なぜ難しいのか
ゲームのシナリオ、アニメの字幕、マンガのセリフ。日本が世界に届けるクリエイティブコンテンツには、ビジネス文書の翻訳とはまったく異なる難しさがあります。
「俺」と「僕」と「私」の使い分けは、そのキャラクターの性格そのものです。「〜だぜ」と「〜ですわ」の違いは、話者の社会的立場と人間関係を暗示します。しかし、多くの言語にはこれらに直接対応する文法要素が存在しません。
そしてもうひとつ、クリエイティブコンテンツの翻訳で見過ごされがちな課題があります。翻訳方針の一貫性です。
たとえば「あの少年はまるで桃太郎だ」という一文をどう英訳するか。「That boy's just like Momotaro」と固有名をそのまま残すのか、「That boy looks brave and strong」と意味に置き換えるのか、「That boy is another Hulk」とターゲット文化圏のキャラクターに読み替えるのか。どれが正解かは作品の方針によります。問題は、ここで選んだ方針が、同じ作品のアイテム名にも、UIテキストにも、クエスト説明にも一貫して適用されなければならないということです。
現在のAI翻訳は、文単位では高い精度を実現しています。しかし、作品全体を貫く翻訳方針を保つ仕組みがありません。結果として、翻訳者やローカライザーがAI翻訳の出力を一行ずつ手で直し続けることになります。修正の理由は担当者の頭の中にあり、次の翻訳バッチでは同じ問題が再び発生します。

ErudAiteの独自アルゴリズムが、この課題を解決します
Grimoireには、当社が創業以来培ってきた独自の文脈解析エンジンと翻訳アルゴリズム(ErudAite v7.5)が搭載されています。このエンジンは、作品全体のトーン、人物ごとの口調、人物間の関係性、場面ごとの状況を理解した上で、セリフ、ナレーション、UI、アイテム名といった異なる種類のテキストすべてに、同じ翻訳方針を一貫して適用します。59言語に対応しています。
Grimoireが提供するのは、より賢い文単位の翻訳ではありません。作品の翻訳方針を人間が設計し、その方針をAIが全行・全言語へ一貫して適用するための基盤です。

Grimoire Studio: 画面は開発中のものです。実際の製品と異なる場合があります

翻訳監督として、方針の決め方を選べる
Grimoireでは、ユーザーは翻訳監督として三つの方法で翻訳方針を策定できます。
ひとつは、翻訳方針を自分で詳細に設定する方法です。人物の口調、関係性ごとの呼称、用語の訳し方、作品トーンの方向性まで、すべてを明示的に指定できます。
ふたつめは、独自の文脈解析エンジンに原文の台本を多角的に解析させ、広範囲にわたる翻訳方針を提案させる方法です。AIが原文を読み込み、人物・関係・用語・トーンについて分析した結果を候補として提示します。
みっつめは、AIと対話しながら方針を決める方法です。AIの提案に対して採否を判断し、自分の作品について答えていく中で、翻訳設計を形にしていきます。
いずれの場合も、AIの提案は採用されるまで保存されません。人間が確定した値はAIの再解析で上書きされず、見送りの判断も記録されます。

Grimoire Studio と Grimoire Translator
製品構成は、翻訳方針を編むWebアプリ「Grimoire Studio」と、日常の翻訳作業を行うExcelアドイン「Grimoire Translator」の二面構成です。設計はStudioで、実行はExcelで。翻訳者がすでに使い慣れた表計算グリッドを置き換えるのではなく、その上流にある「なぜこう訳すのか」を設計する体験に集中しています。
台本の一行を選ぶと、作品全体のトーン、キャラクター設定、関係性ルール、場面固有の指示のうち、どの設定がその行の訳に影響したかを確認できます。逆に、一行を修正した理由から、口調・関係・用語・トーンの更新候補へ戻ることもできます。局所の修正と全体の設計が往復可能で、一度の直しが使い捨てになりません。

Grimoire Translator: 画面は開発中のものです。実際の製品と異なる場合があります

同じ設計を、全言語へ展開する
Grimoireは、作品の本質的な翻訳方針と、各言語での具体的な表現を分離しています。「このキャラクターは粗野だが根は優しい」という設計は言語を問わず共通ですが、それを英語でどう表現し、中国語でどう表現するかは異なります。
ひとつのStrategyのもとで全言語が同じ作品理解を共有しながら、言語ごとに最適な手段で実現できます。続編やDLCで用語や呼称を変更すれば、どの言語のどの行が影響を受けるかを追跡でき、必要な範囲だけを更新候補にできます。シリーズが続くほど、Strategyの価値は増していきます。

代表・飯田蔵土のコメント
「クリエイティブコンテンツの翻訳において、最大の課題は翻訳精度ではありません。ある文をどういう方向性で訳すかという判断が、その担当者の頭の中だけに存在し、同じ作品の他のテキスト、次の言語、次のシリーズに引き継がれないことです。Grimoireは、この構造的な断絶を解消するために設計しました。人間の仕事を『AIの出力を直す後工程』から『作品の翻訳設計を策定し、AIを監督する上流工程』へ移すこと。それが、クリエイティブコンテンツのローカライズが本来あるべき姿だと考えています。まずはクローズドαで実際の作品に触れていただき、一緒にこの基盤を育てていければ幸いです。」

クローズドα版について
本日より、Grimoireクローズドα版のユーザ募集を開始いたします。ゲーム、アニメ、マンガ、映像字幕など、クリエイティブコンテンツの多言語展開に取り組む企業・制作スタジオが対象です。採用は10社程度を予定しており、α版は無償で提供いたします。ご参加いただく企業には、UI/UXに関するフィードバックのご提供をお願いいたします。
詳細は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

東京ゲームショウ2026での展示
製品の発表は、TGS2026の当社ブースおよびステージ登壇(9月18日)にて行います。ブースでは、来場者が持参したテキストやブース備え付けのサンプルコンテンツを使い、Grimoireの翻訳品質を直接確認いただけます。

【製品概要】
製品名:Grimoire
カテゴリ:クリエイティブコンテンツ専用 監督型ローカライズ基盤
構成:Grimoire Studio(Web)+ Grimoire Translator(Excelアドイン)
対象:ゲーム台本、アニメ字幕、マンガ、ドラマ、映画、文芸作品などの多言語展開
搭載エンジン:ErudAite v7.5(59言語対応、2026年8月27日現在)
提供形態:無償クローズドα版(10社程度、ユーザ募集中)
初公開:東京ゲームショウ2026(2026年9月18日ステージ登壇、9月17日〜21日ブース展示、幕張メッセ)

【会社概要】
社名:株式会社ErudAite(エルダイト)
所在地:東京都中央区銀座1-22-11
代表者:代表取締役 飯田蔵土
設立:2024年7月
事業内容:AI翻訳エンジンの開発・提供
URL:https://about.erudaite.ai

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ErudAite Email:inquiry@erudaite.ai
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