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【新国立劇場】ヴェルディの数々の名曲が綴る 愛と呪いの復讐劇『リゴレット』

2026年02月02日
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文化庁

『リゴレット』 2023年公演より 撮影:堀田力丸

新国立劇場(東京都渋谷区)はヴェルディの人気オペラ『リゴレット』を上演します。道化師リゴレット、純真な箱入り娘ジルダ、放蕩者マントヴァ公爵を軸に繰り広げられる、愛と復讐の悲劇『リゴレット』。オペラファンでなくてもつい口をついて出てしまう有名曲「女心の歌」をはじめ、「慕わしき人の名は」「悪魔め、鬼め!」など数々の名アリアも満載。ヴェルディならではの力強く情熱的な音楽が、清らかな純愛と娘を弄ばれた父の悲劇を劇的に描き、観る者の心を揺さぶる傑作オペラです。注目のリゴレット役にはヴェルディ・バリトンとして世界に名を馳せるウラディーミル・ストヤノフが登場。悲劇のヒロイン・ジルダには英国ロイヤルオペラでも同役を歌った中村恵理、マントヴァ公爵にはテノールのスター、ローレンス・ブラウンリーが出演し、イタリア・オペラの名手ダニエレ・カッレガーリの指揮のもと、声の饗宴を繰り広げます。
公演情報

ヴェルディ不滅の傑作『リゴレット』!2026年2月、待望の再演!


『リゴレット』 2023年公演より 撮影:堀田力丸

ヴェルディ中期の傑作オペラにして人気作『リゴレット』。演劇と音楽の融合を目指していたヴェルディが円熟を迎えた時期のヒット作で、深い絆で結ばれた父娘の悲劇が、劇的効果満点の音楽で綴られます。遊び人マントヴァ公爵に仕える道化師リゴレットは、公爵と廷臣たちが遊興を尽くす裏社会で媚びを売る生活。他ならぬ愛娘が公爵に弄ばれ、公爵への復讐を決意するものの、公爵を愛してしまった娘は殺し屋の前に身代わりとなって身を差し出す――。ヒット曲「女心の歌」をはじめ、「慕わしき人の名は」「悪魔め、鬼め!」など数々の名アリアで彩られる一方、美しい重唱が多いのも『リゴレット』の魅力。なかでも第3幕の四重唱「美しい恋の乙女よ」は、オペラ史上最も美しい四重唱と言われています。ヴェルディによるオペラ化に不満を抱いていた原作者ヴィクトル・ユーゴーも初演でこの四重唱に魅了され、一夜にしてヴェルディのファンになったというエピソードも残っています。
エミリオ・サージ演出は現代的な視点で登場人物の孤独にクローズアップし、それぞれの役の悲劇性をいっそう際立たせます。シンプルでありながら、美しい舞台美術や衣裳も印象的で、物語をストレートに伝えます。
2022/2023シーズンに新制作し、大反響を巻き起こした『リゴレット』の再演にご期待ください。

『リゴレット』 2023年公演より 撮影:堀田力丸

『リゴレット』 2023年公演より 撮影:堀田力丸

『リゴレット』 2023年公演より 撮影:堀田力丸

『リゴレット』 2023年公演より 撮影:堀田力丸

リゴレットにストヤノフ、娘ジルダに中村恵理、マントヴァ公爵にブラウンリー。スター歌手による声の饗宴『リゴレット』


V.ストヤノフ

中村恵理

L.ブラウンリー

道化師リゴレットは公爵にへつらう卑屈さと傲慢さ、冷酷さ、そして娘への慈愛、恐れと怒りの深い表現が求められる難役。ヴェルディ・バリトンの最高峰として世界に名を馳せ、圧倒的な人気を誇るウラディーミル・ストヤノフが9年ぶりに登場します。ジルダには叙情的な声と高度なコントロール技術、そして心揺さぶるドラマティックな感情表現で魅了する、日本が世界に誇るソプラノ中村恵理。マントヴァ公爵には驚異的な高音の持ち主で、世界最高峰のベルカント・テノールとして活躍を続けるローレンス・ブラウンリーが登場。2025年5月上演の『セビリアの理髪師』アルマヴィーヴァ伯爵で見事な歌声を披露し、大喝采を浴びたばかりのブラウンリーの嬉しい再登場です。
殺し屋スパラフチーレに斉木健詞、リゴレットを呪うモンテローネ伯爵に友清崇、女声陣には清水華澄、谷口睦美ら日本屈指の歌手たちも贅沢に集結。イタリア・オペラの名手ダニエレ・カッレガーリの指揮のもと、声の饗宴を繰り広げます。オペラファンには絶対に見逃せない強力な布陣で、ヴェルディの大悲劇をお届けします。

左上よりD.カッレガーリ、E.サージ、V.ストヤノフ、中村恵理、L.ブラウンリー、斉木健詞、清水華澄、友清 崇

<あらすじ>


『リゴレット』 2023年公演より 撮影:堀田力丸
16世紀北イタリア。放蕩者のマントヴァ公爵に仕える道化師リゴレットは、皆の嫌われ者。娘を公爵に弄ばれたモンテローネ伯爵は、嘲るリゴレットを呪う。一方リゴレットの一人娘ジルダは、身分を偽ったマントヴァ公爵に恋をしてしまう。リゴレットに恨みを持つ廷臣達によって、娘が公爵に差し出されたことを知ったリゴレットは半狂乱で殺し屋に公爵殺害を依頼するが、公爵を愛し続けるジルダが刃の前にその身をさらす。




新国立劇場『リゴレット』より