PR TIMES プレスリリース

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【新国立劇場】2026年のニューイヤーは歓喜の幕開けを!心躍る最高のオペレッタ『こうもり』

2025年12月24日
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文化庁

『こうもり』 2023年公演より 撮影:鹿摩隆司

新国立劇場(東京都渋谷区)のニューイヤーは心躍る最高のオペレッタ『こうもり』で幕開けです。ワルツ王ヨハン・シュトラウスII世の『こうもり』は、オペラファンにもオペラ初心者にも、大人にも子どもにも、世界中で大人気のオペレッタ。有名な序曲からシュトラウスお得意の軽やかな音楽が続き、美しいワルツやポルカにのせてユーモアいっぱいの喜劇が繰り広げられます。新国立劇場の『こうもり』はウィーンの名テノール、ハインツ・ツェドニクの演出。エレガントで洒脱、ウィーンの香気あふれる舞台は、クリムトの絵から飛び出したようなユーゲント・シュティール風の華やかな美術・衣裳も見どころです。『こうもり』のオペラ始めで、優雅で笑顔溢れる2026年のスタートを迎えましょう。
公演情報

音楽の都ウィーンの香気いっぱい!エレガントで洒脱なユーモアいっぱいの舞台


『こうもり』 2023年公演より 撮影:鹿摩隆司

ワルツ王シュトラウスII世が作曲した、オペレッタの最高傑作『こうもり』。次々に繰り出される美しいワルツやポルカ、小粋な風刺やユーモアが観客の心を高揚させ、大団円を迎える頃には劇場じゅうが幸福な空気に包まれる、最高の音楽劇です。華と笑いがいっぱいで、ウィーン年末年始の風物詩としてもおなじみです。
『こうもり』には陽気で軽妙な応酬、素朴な愛があふれる一方で、人生の浮き沈みに対するほろ苦い哲学も込められ、その深みがいっそう共感を呼びます。『こうもり』が作曲された当時のウィーンの町はウィーン万国博覧会に沸く一方でコレラの流行と株の大暴落に見舞われていました。舞踏会で人々が唱和する「みな兄弟姉妹となろう」という共生のメッセージは、世界情勢に不安を覚える現在の観客の心にもひと際深く染みることでしょう。
美しい音楽が満載で幸福感のあふれる『こうもり』は、オペラ初心者の方やご家族連れにもお薦めです。こうもり博士のいたずらをご一緒に楽しみましょう!

『こうもり』 2023年公演より 撮影:鹿摩隆司

『こうもり』 2023年公演より 撮影:鹿摩隆司

2025年は生誕200年記念のシュトラウス・イヤー!



2025年はヨハン・シュトラウス生誕200年の記念年。本場ウィーンでは、誕生日の10月25日を中心に、この年末年始までヨハン・シュトラウス関連のイベントが目白押しです。ウィーンに行けない音楽ファンは、オペラパレスの『こうもり』で、ワルツ王の記念年の祝祭を日本から祝いましょう!




ユーゲント・シュティール調の豪華絢爛な舞台美術・衣裳に注目

『こうもり』の演出はウィーン宮廷歌手の名テノール、ハインツ・ツェドニク。2006年新国立劇場でのこの演出でツェドニクは演出家としてデビュー、この後、翌年のウィーン・フォルクスオーパー『こうもり』などの演出を手がけました。ウィーン出身で『こうもり』の四役をレパートリーとする名テノール歌手ツェドニクは、ウィーン気質が身体の隅々まで沁み込んでいます。小粋でエレガント、洒脱な仕掛けがたくさん用意された正統的な演出は、『こうもり』の魅力を余すところなく伝えます。
ツェドニク演出の『こうもり』は、ウィーン洗練のユーゲント・シュティール調の華やかな舞台美術・衣裳も大きな見どころ。舞台の縁を飾る市松模様、背景を優雅に彩る植物のモチーフなど、舞台はユーゲント・シュティールの感覚で統一してデザインされ、照明の効果で刻々と表情を変えます。金色に輝く幾何学模様や、日本の美感を取り入れた優雅で官能的なラインの衣裳など、クリムトを彷彿させるデザインも盛りだくさんで、美術ファンの心も捉えてやみません。

『こうもり』 2023年公演より 撮影:鹿摩隆司

『こうもり』 2023年公演より 撮影:鹿摩隆司

ドイツ語圏で活躍する芸達者が勢ぞろい。オルロフスキー公爵には藤木大地登場!


左上よりD.コーエン、H.ツェドニク、T.ブロンデル、S.ツヴィラク、L.バキルジ、藤木大地、伊藤達人、R.フィンガーロス、M.シャブーニア、青地英幸、H.ラムネク、今野沙知恵

銀行家アイゼンシュタイン役は、ベルリン・ドイツ・オペラなどで活躍するテノールのトーマス・ブロンデル。妻ロザリンデには、新国立劇場には『タンホイザー』エリーザベト以来の登場となるサビーナ・ツヴィラク、悪友ファルケにザルツブルク出身でウィーン国立歌劇場、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパーオーパー)でも同役を歌っているラフェル・フィンガーロスが出演します。アデーレはハンブルクなどで活躍中のマリア・シャブーニア、フランクはトルコ出身のレヴェント・バキルジ、看守フロッシュには前回も同役に登場し、ウィーン風の酔っ払いポルカを披露したウィーンっ子ホルスト・ラムネクが、好評に応え再登場します。
そして宴の主オルロフスキー公爵には、ウィーンで研鑽を積みカウンターテナーとして羽ばたいた藤木大地が登場。新国立劇場オペラ研修所で学んで国際的なキャリアを築き、マルチな才能を生かして我が国クラシック界の中心を走る藤木大地が、オペラパレスのマスター・オブ・セレモニーとなって、皆様を迎えます。アルフレードはユーゲント・ヘルデンテノールとして大活躍中の伊藤達人、指揮はダルムシュタット歌劇場音楽総監督で、ドイツ語圏を中心に活躍する若手指揮者ダニエル・コーエン。豪華メンバーによる華やかな一夜を、心からお楽しみください。

藤木大地<『ジュリオ・チェーザレ』2022年公演より>

藤木大地<『Super Angels』2021年公演より>

藤木大地<『夏の夜の夢』2020年公演より>

<「こうもり」あらすじ>

ウィーン郊外。 アイゼンシュタインは顧問弁護士の不手際で禁固刑を受け大憤慨。 しかし、悪友ファルケに誘われ、妻ロザリンデには「刑務所へ出頭する」と偽り、変装してオルロフスキー公爵邸の夜会へ。 そこで仮面の美女を妻と気づかず口説く。 翌朝、刑務所に出頭したアイゼンシュタインは駆けつけた妻の浮気を疑うが、 自分の浮気がばれて逆にやり込められる。 そこへ、この茶番劇の仕掛人ファルケが現れ、 「すべてはシャンパンのいたずら!」と大団円を迎える。



『こうもり』 2023年公演より 撮影:鹿摩隆司

新国立劇場『こうもり』ダイジェスト映像