PR TIMES プレスリリース

本ページではPR TIMESのプレスリリースをそのまま掲載しています

世界で話題の公演が京都に集結!ダミアン・ジャレ×名和晃平、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団、クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)【ロームシアター京都10周年記念事業】

2025年07月10日
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団


ロームシアター京都10周年記念事業の皮切りは世界で話題のダンス3演目ダミアン・ジャレ×名和晃平『Planet[wanderer]』、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『Sweet Mambo』、クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)『WAVES』。
どれも見逃せない演目が目白押し。どうぞご注目ください。




10周年記念事業を含めたロームシアター京都2025年度自主事業ラインアップはこちら

ダミアン・ジャレ×名和平『Planet[wanderer]』

(C)Rahi Rezvani

世界で脚光を浴びる振付家ダミアン・ジャレと京都発の彫刻家名和平によるコラボレーション

『Planet [wanderer]』は、2016年秋にロームシアター京都で世界初演を迎えた『VESSEL』*に続く舞台作品です。『VESSEL』が日本最古の書物『古事記』の二つの世界、すなわち「黄泉の国(死者の世界)」と「高天原(神の住処)」を描いたのに対し、『Planet [wanderer]』は三つ目の世界である「葦原中国」-私たちが生きる世界を舞台にしています。本作では人間が葦のように、力と脆さ、調和と生存、破壊と進化の間に揺れ動く様子が表現されます。副題の「wanderer」は、「Planet(惑星)」の語源となるギリシャ語に含まれる「さまようもの」という意味とも呼応しています。生者と死者の境界線で、人間の身体と宇宙世界の構成要素や重力の不可分な関係を描き出す本作は、日本の彫刻家と欧州の振付家の共同作業ならではの、唯一無二の世界観を提示します。
*『VESSEL』: 2020年ローレンス・オリヴィエ賞最優秀新作ダンスノミネート