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【新国立劇場】舞台『白衛軍 The White Guard』上演記念!トークセッション 〜「白衛軍」と、その時代〜12/12(木)開催のお知らせ

2024年12月06日
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文化庁
ロシアの近現代史を専門とする池田嘉郎氏をお迎えし、『白衛軍』の時代背景に迫るトークセッション!




二十世紀ロシアを代表するウクライナ出身の作家、ブルガーコフ。彼の代表作『白衛軍』は1918年の革命直後のキーウを舞台に、時代に翻弄されるひとつの家族を描いた作品です。『白衛軍』は1924年、小説として初めて発表され、1926年に作家自身が戯曲『トゥルビン家の日々』としてモスクワ芸術座で上演。「第二の『かもめ』」と評され成功を収めました。この『白衛軍』は、ブルガーコフの自伝的要素が色濃く反映されており、実際、彼も白衛軍に軍医として従軍しました。

最初に発表してから、記念すべき100年を迎える今年、新国立劇場では、2010年に英国のナショナル・シアターで上演されたアンドリュー・アプトン版に基づき、12月3日(火)より中劇場にて上演しています。

この度、舞台の上演を記念し、12月12日(木)にギャラリープロジェクトの一環として、トークセッション 演劇噺Vol.18〜「白衛軍」と、その時代〜 を開催いたします。ゲストにロシアの近現代史を専門とする池田嘉郎氏(東京大学 大学院教授)をお迎えし、革命が起きた1918年の前後のロシア、ウクライナの情勢を解説いただきます。演出の上村聡史と共に、ブルガーコフが生きた『白衛軍』の時代背景を紐解いていきます。

作品への理解が深まる観劇前後にぴったりのイベントです。ぜひ奮ってご参加ください!

舞台『白衛軍 The White Guard』舞台写真(撮影:宮川舞子)

<ギャラリープロジェクト>トークセッション 演劇噺Vol.18〜「白衛軍」と、その時代〜
[日時]2024年12月12日(木)19:00〜20:00(予定) 

[会場]新国立劇場 中劇場

[出演]
 上村聡史<演出/新国立劇場 演劇芸術参与>

 池田嘉郎<東京大学大学院 教授>

[料金] 無料・自由席(要予約)・先着順
    ※どなたでもお申込可能です。

[受付締切]12月10日(火)23:59まで


詳細・申込はこちら
登壇者プロフィール


上村聡史<『白衛軍 The White Guard』演出>2006年文学座座員となり、18年に同劇団を退座。現在は新国立劇場演劇芸術参与。09年より文化庁新進芸術家海外留学制度において1年間イギリス・ドイツに留学。第22回・第29回読売演劇大賞最優秀演出家賞、第17回千田是也賞、第56回紀伊國屋演劇賞を受賞。24年9月より新国立劇場演劇芸術参与に就任。近年の主な演出作品に、『夜は昼の母』『My Boy Jack』『野鴨-Vildanden-』『ガラスの動物園』『森 フォレ』『Oslo(オスロ)』など。新国立劇場では『デカローグ』『エンジェルス・イン・アメリカ』『斬られの仙太』『オレステイア』『城塞』『アルトナの幽閉者』を演出。





池田嘉郎<東京大学大学院 教授>1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。
主要著作に『ロシア革命─破局の8か月』(岩波新書、2017年)、『ロシアとは何ものかーー過去が貫く現在』(中公選書、2024年)、『山際永三 壁の果てのリアリズムーー映画運動とテレビドラマ』(森話社、2024年)、訳書に『幸福なモスクワ』(アンドレイ・プラトーノフ著、白水社、2023年)など。



舞台『白衛軍 The White Guard』公演概要
会場:新国立劇場 中劇場
上演期間:2024年12月3日(火)〜22日(日)
S席 8,800円 A席 6,600円 B席 3,300円

作:ミハイル・ブルガーコフ
英語台本:アンドリュー・アプトン
翻訳:小田島創志
演出:上村聡史
出演:村井良大、前田亜季、上山竜治、大場泰正、大鷹明良
   池岡亮介、石橋徹郎、内田健介、前田一世、小林大介
   今國雅彦、山森大輔、西原やすあき、釆澤靖起、駒井健介
   武田知久、草g智文、笹原翔太、松尾諒