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【新国立劇場】8月開催の特別ガラ公演「バレエ・アステラス2024」追加演目決定!

2024年06月07日
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文化庁
輝く世界の星たちがひとつにつながる ――― バレエ・アステラスへようこそ

人気の古典作品から注目の現代振付家作品、誕生間もない新作まで、世界の最先端を一望できる魅力満載のプログラム


写真 左:アリーナ・コジョカル 右:吉山シャール ルイ
8月3日(土)、4日(日)の2日間、新国立劇場オペラパレスにて上演される特別ガラ公演「バレエ・アステラス2024」において、ゲスト出演のアリーナ・コジョカルと吉山シャール ルイにより、F.アシュトン振付『ラプソディ』よりパ・ド・ドゥが追加上演されることが決定しました。
世界トップクラスのコジョカルと吉山の二人は、優雅で美しい『ラプソディ』のパ・ド・ドゥと、恋の高まりを情熱的に描く『マノン』のパ・ド・ドゥと、二つの対照的な愛の姿を、細やかにかつ大胆に演じ分けます。

『ラプソディ』は1980年、英国エリザベス皇太后陛下の80歳の誕生日を記念して、F.アシュトンがS.ラフマニノフの名曲「パガニーニの主題によるラプソディ(狂詩曲)」に合わせて創作した作品で、アシュトン最後の作品の一つです。
今回、その作品の中から上演するパ・ド・ドゥは、この楽曲の中でも特に有名な第18変奏曲に合わせて踊られる名作です。ピアノ独奏からオーケストラに引き継がれ、ゆったりとした速さで歌うように演奏される曲にのせて、優雅で幸福感に満ちた純粋な愛が描かれます。
一方、『マノン』は、愛の悲劇をドラマティックに描いた作品です。マノンは修道院に向かう途中で、神学生デ・グリューと出会い、恋の炎が一気に燃え上がり駆け落ちしてしまいます。今回上演するパ・ド・ドゥは、投宿した寝室で、高まる恋心を押さえきれない二人の情熱的な姿をドラマティックに描く名シーンです。
二つの対照的な愛の姿を描くパ・ド・ドゥを演じ分ける二人の実力派ダンサーの姿をお楽しみいただきたいと思います。

また、もう一組のゲスト、近藤亜香とチェンウ・グオが演じるG.バランシン振付『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』も、クラシック・バレエの精緻で大胆な技巧が詰まった名作です。
近藤とグオの出演は、2014年以来10年ぶり2度目となります。今やプリンシパルとしてオーストラリアの観客を魅了し続ける二人の息の合った踊りをご堪能いただける貴重な機会です。

「バレエ・アステラス」では、毎回バレエ・アステラス委員により、世界各地で高い人気と実力を誇るダンサーから大きく成長しているダンサーまで、応募者の中から出演者と演目が厳選され、更にトップクラスの活躍を見せている日本人ダンサーをゲストに迎えます。
今回も、世界の第一線で活躍するダンサーが集い、クラシックの名作から世界が注目する振付家が彼らと共に創作した作品まで、注目の舞台が繰り広げられます。

また、「バレエ・アステラス」は、毎回、フル・オーケストラやピアノ等の生演奏での本格的上演です。生の音でしか感じることができない音と迫力を全身で感じていただきながら、世界で活躍するダンサーによる本格的なバレエをお楽しみいただく貴重な機会です。
ぜひ多くの方に「バレエ・アステラス」をお楽しみいただきたいと思います。

「バレエ・アステラス」とは?


2023年公演カーテンコール
「バレエ・アステラス」は、世界のバレエ団で活躍する注目の日本人ダンサーを迎えて、毎年夏に開催しているバレエのガラ公演です。
2009年の開始以来、24の国と地域、62のバレエ団等で活躍する186名のダンサーが新国立劇場に集い、人気の古典バレエの名作から日本初演の現代作品まで、多彩なプログラムが披露され大変好評を博しています。
14回目となる今回も、6か国9バレエ団の第一線で活躍する16名のダンサーが、世界各地で愛されているバレエの「今」をお届けします。
また、「世界のバレエ学校招待校」として、今回は「韓国芸術総合学校バレエアカデミー」を招待します。

出演者・上演プログラム


<ゲスト出演>
今回はゲストに、アリーナ・コジョカル吉山シャール ルイ近藤亜香チェンウ・グオを迎えます。吉山は、名ダンサー アリーナ・コジョカルと共にK.マクミランとF.アシュトンの名作を上演します。そして、近藤とグオは、G.バランシンの名作で息の合った絶妙のパ・ド・ドゥをお届けします。

◆アリーナ・コジョカル (ハンブルク・バレエ,ゲストダンサー) & 吉山シャール ルイ (チューリヒ・バレエ)
・『マノン』第1幕より寝室のパ・ド・ドゥ ほか   
振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ 編曲:マーティン・イェーツ
・『ラプソディ』よりパ・ド・ドゥ
振付:フレデリック・アシュトン 音楽:セルゲイ・ラフマニノフ


◆近藤亜香 & チェンウ・グオ (オーストラリア・バレエ)
『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』  
振付:ジョージ・バランシン (C) The George Balanchine Trust 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー


<海外で活躍する日本人ダンサー&パートナー>
昨年、L.スカーレット振付の2作品を披露し絶賛された吉田合々香ジョール・ウォールナーは、今回もスカーレットの日本未公開作品を紹介。更に、鈴木里依香住友拓也綱木彩葉ジョセフ・グレイも、それぞれ注目の振付家L.ムジック、D.ドウソンの作品を日本初公開。必見の日本初演3作品です。

日本人ダンサーによる古典作品の上演は、世界中で深い感動を呼んでいます。今回は、ミルナ・ミチウ吉田司門升本結花有水俊介玉井千乃北井僚太の3組の古典作品を上演します。世界の人々とその感動を共有していただきたいと思います。


◆鈴木里依香 & 住友拓也 (クロアチア国立劇場)
『ハムレット』よりパ・ド・ドゥ<日本初演> 
振付:レオ・ムジック 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー、カミーユ・サン=サーンス


◆玉井千乃 (ポズナン歌劇場バレエ団) & 北井僚太 (ポーランド国立歌劇場バレエ団)
『コッペリア』第3幕パ・ド・ドゥ
振付:アルテュール・サン=レオン 音楽:レオ・ドリーブ


◆綱木彩葉 & ジョセフ・グレイ (ドレスデン国立歌劇場バレエ)
『ロメオとジュリエット』よりバルコニーのパ・ド・ドゥ<日本初演> 
振付:デヴィッド・ドウソン 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ


◆升本結花 & 有水俊介 (フィンランド国立バレエ団)
『海賊』第1幕より奴隷のパ・ド・ドゥ  
振付:マリウス・プティパ 音楽:オルデンブルク公


◆ミルナ・ミチウ & 吉田司門 (クロアチア国立劇場)
『白鳥の湖』第3幕パ・ド・ドゥ 
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー


◆吉田合々香 & ジョール・ウォールナー (クイーンズランド・バレエ)
『デンジャラス・リエゾンズ』第2幕より寝室のパ・ド・ドゥ<日本初演> 
振付:リアム・スカーレット 音楽:カミーユ・サン=サーンス 編曲:マーティン・イェーツ


<新国立劇場バレエ団>
新国立劇場バレエ団からは二人のプリンシパル 柴山紗帆井澤駿が古典の代表作中の代表作『眠れる森の美女』第3幕パ・ド・ドゥにて、世界で活躍するダンサーと共にバレエの素晴らしさを皆様にお届けします。

◆柴山紗帆 & 井澤 駿
『眠れる森の美女』第3幕パ・ド・ドゥ
振付:ウエイン・イーグリング (マリウス・プティパ原振付による) 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー


<韓国芸術総合学校バレエアカデミー>
今回の世界のバレエ学校招待校は、韓国芸術総合学校バレエアカデミーを迎えます。
パリ・オペラ座バレエで活躍し、現在同アカデミーにて教鞭を執るキム・ヨンゴルの振付作品『Une Promenade』ほかを上演します。

『Une Promenade』<日本初演> ほか
振付:キム・ヨンゴル 音楽:フレデリック・ショパン
ピアノ演奏:SHIN Jaemin


<新国立劇場バレエ研修所>
新国立劇場バレエ研修所は、2021年より上演を重ね好評を博しているカィェターノ・ソト振付『Conrazoncorazon』より抜粋上演します。

『Conrazoncorazon』 より
振付:カィェターノ・ソト
写真:瀬戸秀美

【指揮】井田勝大
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


・The performance of Tschaikovsky Pas de Deux, a Balanchine(R) Ballet is presented by arrangement with The George Balanchine Trust and has been produced in accordance with the Balanchine Style(R) and Balanchine Technique(R) Service
・都合により、出演者・内容等変更になる場合がございます。
・一部演目で録音音源を使用する場合がございます。

公演概要


バレエ・アステラス 2024
〜海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて世界とつなぐ〜

【公演日程】
2024年8月3日(土)14:00
2024年8月4日(日)14:00
*開場は開演45分前です。
*開演後のご入場は制限させていただきます。

【会場】新国立劇場 オペラパレス

【ウェブサイト】https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/asteras2024/

【チケット料金(10%税込)】
S席 9,900円 A席 8,800円 B席 6,600円 C席 4,950円 D席 3,300円
Z席(当日のみ) 1,650円

*Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
・Z席は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
・上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日朝10:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
・電話での予約は承れません。

【前売り開始日】
一般発売日:2024年6月8日(土)10:00〜発売中

【チケットのお求め・お問い合わせ】
<ウェブでの予約・購入>
新国立劇場 Web ボックスオフィス https://nntt.pia.jp/ (PC、携帯共通)
チケットぴあ https://t.pia.jp (PC、携帯共通) 【Pコード:526-505】

<電話での予約・購入>
新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999 (10:00〜18:00)

新国立劇場について



新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として、1997 年秋に開場しました。オペラパレス、中劇場、小劇場の特色ある3つの劇場を有し、年間約250ステージの主催公演を実施しています。
オペラ部門は2018年9月に世界的指揮者の大野和士が芸術監督に就任し、世界の主要歌劇場と比肩する水準のオペラ公演を年間およそ10本上演すると共に、高校生のためのオペラ鑑賞教室の実施等を行っています。
次代を担うアーティスト育成も新国立劇場の事業の大きな柱の一つであり、オペラ、バレエ、演劇の3つ研修所を擁し、充実した研修を実施しています。

所在地:東京都渋谷区本町1-1-1
https://www.nntt.jac.go.jp/
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